「神の国を継ぐ者」(新保能宏牧師)

キリストの恵みに与った人は、新しく生まれ変わった人でもあります。ですから、以前のこの世的な価値観や罪ある思いから、キリストにある新しい生き方へと招かれます。それは神の国を継ぐ者としての生き方です。コリント教会の人達は教会内の争いを、教会外の裁判官に裁きを委ねました。これは、教会内の信仰的な判断よりも、この世的な考え方に依然として留まり、自己の利益のために、兄弟を許すことができないからでした。パウロは、以前の生活や価値基準のままで生きるなら、決して神の国を受け継ぐことはできないと言いました。しかし、キリストの名と神の霊によって洗われた者は、この世の自己利益などは比べものにならない、神の国を受け継ぐ者となっていると、教え励ますのです。(ダニエル書 7 章23~27 節、及び、コリントの信徒への手紙一 6 章 1~11 節)