「私達は主からの手紙」(新保能宏牧師)

パウロは「わたしたちの推薦状は、あなたがた自身です」と言いました。どんなに欠けや弱さを持っていたとしても、キリストに救われた人は、キリストが御自身で書いた、この世へ宛てた救いの手紙になるのです。私達は自分の実績、能力、行いの良し悪しなどを気にするところがあります。人の評価やこの世での利益に通じるからです。しかし、神の救いと祝福はどうでしょうか。神が愛して救おうとする基準は別にあるように思います。それはキリストに救われ、キリストのものとなることです。パウロは「文字は殺しますが、霊は生かします」と言いました。この「文字」は神の前に自分を誇ろうとする、この世の実績や能力などです。しかし「霊」はキリストによって結ばれた「新しい契約」です。この「新しい契約」こそが、人を生かし神の救いと祝福へと導くものです。私達はともすればこの世的な文字で書かれた自己推薦を大事にしがちですが、キリストによって救いが刻まれた、キリストからの手紙であることを喜び仕えて行きたいと思います。この世の人達が一人でも多く読み、共にこの喜びに生きられるために。(エレミヤ書 31 章 31~34節、及び、コリントの信徒への手紙二 3 章 1~6 節)