「神は勝利する」(新保能宏牧師)

コリントの教会に偽使徒と呼ばれる伝道者が入って来ました。彼らはずる賢い働き手であって、キリストの使徒を装っていると言われています。しかし、パウロはサタンでさえ光の天使を装うのだから、驚くには当たらないとも言います。いかにもキリストの使徒らしい姿かたちなのですが、その実は神の栄光を現わすのではなく、自分が誇れることや自分の栄誉を目的としているのです。一見、見分けがつかず、欺かれやすいのです。教会が真実の福音から離れてしまうという危険性を伴なっていました。それに対してパウロは、キリストの真実によって、偽使徒たちの思惑や仕業を断ち切ろうとします。それは十字架と復活の神の救いと神の力によるものです。そして、「彼らは自分たちの業に応じた最期を遂げるでしょう」と神の勝利を宣言します。それはキリストの真実の勝利です。人間は罪により絶望と死に向かいます。しかし、キリストの十字架と復活という神の勝利によって、絶望と死から逃れられるのです。神の力と神の愛によって救われるのです。神はキリストによって必ず勝利されるからです。ここに私たちの永遠の希望と平安があります。(エレミヤ書51章6~10節、及び、コリントの信徒への手紙二11章12~15節)