「わたしはあるという者だ」(菊田行佳牧師)

モーセが神に対してそのお名前を聞くと、神はこう答えました。「わたしはあるという者だ」 これは、どういうことなのでしょう。これは、「神は優しい」とか、「いや、厳しい方だ」などと何かの属性や性質をともなわない無属性だということです。人間は、自らの願いを神に投影してしまうことがあります。そうして、神を狭い自分たちの世界に閉じ込めてしまうのです。それは同時に、私たち自身をも何かの型にはめ込んでしまうことを意味しています。神はその行き詰まりを打破するために、何者にも囚われないご自身の姿を現されます。(出エジプト記3章1~15節(旧96頁))